* St. Cecilia * セント・セシリア 1987年 四季咲き
2003年春、裸苗から。樹形は直立で、この年代のイングリッシュローズによくある半ツルになって暴れることもなく形よくまとまします。
コロンとしたカップ咲きで淡い優しいピンク色。季節によってはアプリコットがかったピンクで咲くこともあります。
イングリッシュローズの中では遅めの開花で6月に入ってから咲き始めます。
* Lucetta *ルチェッタ 1983年 四季咲き
今は造園のプロになった素敵な女性に頂いた素敵なバラ。5年でとてもしっかりした株になりました。
半八重のゆるりとした咲き方が特徴で波打つような花びらがとても個性的です。
開ききるころには退色して白っぽくなったものと蕾で濃いピンクが房咲きになり、そのグラデーションがまたきれいです。
最近、店頭に並んでいるのを見たことがありません。新しいイングリッシュローズが次々と出てきてこのルチェッタの出番はもう無いのかもしれません。大切に育てていこうと思います。
* Sharifa Asma *シャリファ・アスマ 1989年 四季咲き
2003年春、裸苗から育てています。
優雅で上品なイングリッシュローズといえば一番にこのバラを挙げます。
ピンク一色じゃない微妙なグラデーションが美しく、中心に黄色が淡く見え、とても繊細な印象を受けます。
はじめは地植えでたくさんのお花を咲かせてくれていましたが枯れこんだ後にシュートが出なくなり3年前に鉢上げしました。だんだん下降ぎみで今年は危ないです。
<裸苗について>
今思えば真夏に申し込み、いつ届くかも確定できないところへよく注文したものです。積雪があるため、12月中旬までに、とお願いしてありましたが年末ぎりぎりになるということで3月上旬まで保管してもらいました。そして届いた苗の保管状況はひどかったです。このことに懲りてもう裸苗は買わなくなりました。
* Geoff Hamilton *ジェフ・ハミルトン 1997年 四季咲き
2004年12月に届いた大苗を地植え。
ピンクといっても様々。このバラは少し青みがかっています。
イングリッシュローズの中では一番の巻きの多い、花びらが100枚以上はあろうかというカップ咲きです。
こんなに花弁数が多いのにほとんどボーリングせずきれいに開きます。
* The Alnwick Rose *ザ・アルンウイック・ローズ 2001年 返り咲き
2005年に買ったときはアルンウイック・キャッスルという名前でした。
なかなか本来の姿が見えてきません。今年はどうでしょう。
* Rosemoor *ローズムーア 2004年 四季咲き
昨年の国際バラとガーデニングショーで開花株を見て一目惚れして連れ帰ったバラです。
小ぶりでくしゅくしゅとした咲き方はとっても可愛らしいです。葉は照りの無い深緑。まるでどこからみてもオールドローズのよう。
今年、じっくり観察してたくさん写真を撮りたいと思っています。
- 2008/04/09(水)|
- ピンク系ER
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* Masako(Eglantyne) *マサコ(エグランティーヌ) 1994年 四季咲き
2000年から育てています。2シーズンを以前の家の庭で咲かせてから真夏の移植、というダメージを受けましたがずっと元気です。
2003年のようすはこちら一番目立ついい場所をもらいました。最初の頃は同じ年に迎えたアブラハム・ダービー(4年前ガンシュでお別れ)がお気に入りでマサコは平凡なバラのように思えました。
でも、だんだんこの嫌味の無い優しい咲き方、柔らかなピンク色、上品さ、強健であること、香りはもちろん、すべてが合格点のバラだと思えるようになりました。
こんなに大きくしてしまいましたがもう少し小さく仕立ててもいいでしょう。
初めてイングリッシュローズを、と考えている方にはお勧めです。
四季咲き性もあり、夏と秋にも咲きます。(この7枚は6月4日~20日までに咲いた写真です。)
- 2007/04/10(火)|
- ピンク系ER
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